逆子治療・産後ケア・赤ちゃんの治療に実績がある治療室です


逆子が治らない人、治りにくい人

前述に重複してしまう言葉はありますが

@ 子宮が固い
A ヘソの尾が巻きついている
B ヘソの尾が短い
C 他の刺激が強い(精神的・肉体的・アレルギー等)
D 赤ちゃん自身の問題(異常も含む)
E 妊娠以前に解消されていなければならない条件が解消されていない
  (前述の【逆子になる原因】の中のa〜fを含む)


当院に来院される患者さんにも、@〜Eの要素が多大にある人が多くいらっしゃいます。
その中で、結果、逆子を治せなかった患者さんがいる訳で。

@ 子宮が固く、お腹が張り易い人は、治療時間はかかりますが、1回で治すか2回に分けて治すかで迷うくらいです。東洋医学の施術で緩めていきます。

A ヘソの尾が巻きついている人は、回転を逆回転にすれば解ける訳ですので間違えない限り治せます。鍼や灸を左右どちらから開始するか、何個お灸をするかなどで調整します。

B 当院で逆子が治らなかった3人目の患者さんは、ヘソの尾が短い状態でした。無理に治療をすると胎盤が剥がれたりする事も考えられますので、諦めます。

C 当院で逆子が治らなかった患者さんの中に、他の刺激が強い方がいらっしゃいました。逆子の治療を行う前に、トータル治療が必要な場合もあります。
※トータル治療とは逆子治療の鍼やお灸を行う前に、母親の身体の環境を整える治療を行うこと

D 病的なもののコメントは医師ではないので答えられませんがそれ以外の赤ちゃん自身の問題であれば、お母さんが赤ちゃんと話をすれば解決する問題です。なので、よく赤ちゃんに「頭は下ですよ〜って言ったら治りました」と言う事がありますが、実はこの項目に該当する逆子の方だからです。

E 病気も腰痛も逆子も一緒です。だから、この項目の患者さんを、東洋医学を専門とする私達は治さなければいけません。ただ、前述の【逆子になる原因】の f の項目はこちらではどうにもなりません。当院は治療後、検診を受けた結果の報告をお願いして帰宅して頂いています。しかし、こちらから確認の連絡をする事が多く、その時に「治りました」と言われても治さなければ良かったと思ってしまいます。なので、あえて私はそんな無責任(?)な人だから逆子になってしまったのではないか?と思う事があります。